埋葬・墓(墓地)・仏壇の基礎知識や選び方・予算など

墓石工事の流れとチェックすべきポイントと注意点とは!?

墓地の種類・場所が決まると墓の建立となるが、墓石の種類墓の外見(デザイン)墓石に刻む文字が固まれば、いよいよ墓石の工事が開始される。大抵の人が初めての墓のため少なからず不安があるだろうが、大まかな流れさえ分かれば不安は払拭できるはずだ。

まず、石材店との打ち合わせで墓石・デザインなどを決定して、石材店が現地調査をして問題が無いかを確認する。また、「墓石文字原稿承り書」が石材店が渡されるため、墓石に家紋を刻むようであれば、契約までに自分の家の家紋を調べておく必要がある。

墓工事の流れ

打ち合わせの場で概算が出るかもしれないが、そこから1~2週間後には正式な見積書が来ることが多い。見積書の内容が打ち合わせ内容に基づいているかを確認しつつ、何か疑問があれば電話等で問い合わせて確認する必要がある。打ち合わせ後の石材店の担当者の現地確認によって、想定よりも施行費が増すこともある。予算を超過するようなら、この段階で断るのもいいだろう。

見積書に問題が無ければ契約に進み、図面・契約書などを全て確認して契約書に捺印することになる。そこから1週間以内を目安に工事費の一部入金(頭金の支払い)をする必要がある。入金が確認されないと工事が開始されないため、速やかに行う必要がある。ただ、選んだ石材店で本当に良いのか見極める最後の砦のため、慎重に慎重を期してもいいだろう。

契約・一部入金と同時に墓石に刻む文字・文言の確認の最終確認もする必要がある。文字が確定して入金もあり加工工事が開始すれば、概ね30~40日で後には墓は完成する。完成すれば一安心だが、もちろん契約書・図面通りに作成されているか確認は必須だ。何か問題があれば速やかに問い合わせる(万が一でも可能であれば修正してもらう)必要がある。

墓に刻む文字の例

無事に完成を確認したなら墓の引渡し書等にサイン・捺印して、納骨・開眼供養となる。もちろん、それと同時に残りの工事費の残金の支払いもする必要がある。開眼供養は家など建物の建築でいうところの竣工式にあたる儀式で、僧侶を呼んで読経後に関係者で焼香をあげたりする。

僧侶には3~5万円程度のお布施が必要になり、石材店が納骨棺(カロート)を開けて実際に遺骨を納めるため、石材店にも「志」として1~3万円程度は包む必要がある。また、遠方から来てもらうなら車代として1万円程度が必要になる。金額には地域差などがあるため、不安であれば石材店や墓地管理者に尋ねて準備するといいだろう。

以上が墓石工事の流れについてだが、その他に墓・墓地について不明点・疑問点が出てくることもあるだろう。ネット・書籍などで情報収集しても腑に落ちないなら、お墓のセミナーや見学会などに参加してみるのもいいだろう。