エース損保 海外旅行保険/ 海外旅行保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

エース損保 海外旅行保険
オススメ度:
2
保険会社:
エース損害保険(ACE Insurance)
名称:
海外旅行保険
傷害死亡:
1,000万円
携行品損害:
10万円
オリコン:
7位(70.8点) / 10社中
特徴:
もしもの事故やトラブルから旅行者のみなさまをお守りいたします

エース損保 海外旅行保険は幾つかの点でオリジナリティはあるが!?

※エース損保はChubb損保になりました。Chubb損保は海外旅行保険を販売しています。
エース損保はスイスに本社を置き、世界53ヶ国で保険事業を展開しているエースグループ(ACE Limited)の日本法人だ。外資だけに海外でのネットワークが期待できる他、成田空港で保険契約するとデルタのスカイマイル・かユナイテッドのマイレージがプレゼントされる特典などの特徴が幾つかある。以下、同社の海外旅行保険の概要を記載し、他社と補償内容や保険料で比較する。

エース損保 海外旅行保険の補償内容・選択プランと保険料

まず補償内容だが、多くの他社と同様に傷害死亡や治療・救援者費用、携行品損害などは付帯しているものの、航空機預託手荷物遅延費用航空機遅延費用は付帯しておらず、オプションでも付加はできない。その代わりに旅行中の事故による緊急費用が付帯しており、こちらに両者は内包されている。合算で保険金額の上限は5万円のため、大した期待はできない。他社にないオプションでは、レンタカー賠償責任がある。エース損保指定のレンタカーを利用する場合に契約でき、対人・対物補償の保険金が支払われる。レンタカー利用時には、どちらにせよ保険には加入するため、その利用価値には疑問符が付くが。。。

保険料はネット系損保と異なり、渡航先などで保険料が増減せず、選択したプランと旅行日数に応じた保険料となる。個人プランなら4プラン(AL3/PA4/BX1/BX2)があり、Bプランから治療費は無制限まで拡充でき、逆にAL3にすれば死亡関連の補償を丸ごと節約できる。その場合にはノーマルプラン(BX1)と比較して1,500円程度削減できるため、保険料重視ならAL3を選択する手もある。

次に、下図では各社の海外旅行保険を、補償内容(傷害死亡・治療費/救援者費用・携行品損害・航空機預託手荷物遅延費用・航空機遅延費用など)の有無と保険金の上限で比較した。顧客満足度ではオリコンの海外旅行保険総合ランキングで比較した(他社は契約数だけが基準で格付けされているため参考外)

保険料の比較では、代表例として「海外旅行で行きたい国」「今年行った海外渡航先」などで常に上位にあるハワイ・イタリア・アメリカ・メキシコに5日間行った際の保険料を比較した。※は選択可能な補償

名称 三井住友
@とらべる
ジェイアイ
たびほ
損ジャ
オフ
HS損保
スマートU
AIU
旅行保険
au損保
あ・う・て
東京海上
旅行保険
エース
旅行保険
あいおい
eとらべる
傷害死亡
後遺障害
1,000万 1,000万 1,000万※ 1,000万 1,000万※ 500万 1,000万 1,000万 1,500万
治療/救援 1,000万 1,000万 1,000万※ 1,000万 2,000万※ 1,500万 3,000万 無制限 5,000万
疾病死亡 1,000万 1,000万 1,000万※ 1,000万 1,000万※ 500万円 1,000万 500万円 1,000万
個人賠償 1億 1億 1億※ 1億 1億※ 1億 1億 1億 3,000万
携行品損害 30万 30万 30万※ 30万 20万※ 30万円 10万円 10万円 40万円
航空機
手荷物
10万 1万 10万※ 10万 10万※ 10万 10万 (5万) 10万
航空機
遅延
- 1万※ 2万※ 3万※ 2万※ - 10万 (5万) -
オリコン 2位 3位 1位 8位 6位 ランク外 9位 7位 5位
ハワイ \2,140 \2,210 \2,360 \2,050 \4,730 \1,950 \4,120 \4,430 \2,760
イタリア \2,140 \2,210 \2,360 \2,260 \4,730 \1,950 \4,120 \4,430 \2,760
アメリカ \2,140 \2,210 \2,360 \2,050 \4,730 \1,950 \4,120 \4,430 \2,760
メキシコ \2,760 \2,560 \2,650 \2,260 \4,730 \1,950 \4,120 \4,430 \3,590
海外旅行保険の比較表(三井住友@トラベル・ジェイアイ・損保ジャパン・HS損保・AIU・au損保・東京海上・エース・あいおい)

上図で右から2番目のエース損保の海外旅行保険(BX1プラン)だが、傷害死亡・疾病死亡は他社と同額か以下だが、治療・救援者費用が無制限となっている。もちろん他社でも無制限にできるプランはあるが、それよりは保険料は若干安価なという意味で評価はできる。その一方で、前述したように航空機預託手荷物・航空機遅延は付帯されておらず、旅行中の事故による緊急費用の補償に内包されている。保険金額は2つ合算して5万円が上限のため、ジェイアイ傷害よりも大きいが額は明らかに見劣りする。保険料に目を向けると、どの地域でも一律ではあるが他社より高額だ。ただ、前述した4プランの中で最安のAL3プランであれば1,500円程度が節約できるため約2,900円になる。それでも補償を削った割には他社より高額だ。

オリコンの満足度調査の評価は7位と低調だ。特に目立った不満のクチコミも見受けられないが、保険料のわりには非常に良かった、ということは無難だったという印象なのかもしれない。

結論としては、マイルがプレゼント(成田での契約に限る)されたり、オリジナリティのある補償があり悪くはない。また、スイスに本社があることからヨーロッパに旅行に行くなら、提携病院の数などでも優位性はあるだろう。ただ、保険料・補償内容・満足度を総合的に勘案すると微妙と言わざるを得ない。特に補償を削っても保険料が激安になるわけでもなく、クレジットカードの旅行保険を補完する目的でも、AIUなどの完全カスタマイズできるフリープランの方が使い勝手がいい。悪くはないが、特別に良いわけでもないというのが妥当だろう。