ソフトバンクかんたん保険 スポーツ・レジャー保険/ 登山・山岳保険の保険料・補償内容・保険金を評価 レビュー

ソフトバンクかんたん保険 スポーツ・レジャー保険
オススメ度:
2
保険会社:
ソフトバンク(損保ジャパン)
名称:
スポーツ・レジャー保険
補償範囲:
登山・ハイキング
救援費用:
100万
遭難捜索:
-
特徴:
いつでも・お手頃に・かんたん操作でお申し込み

ソフトバンクかんたん保険 スポーツ・レジャー保険はSBユーザー限定だが!

ソフトバンクかんたん保険 スポーツ・レジャー保険は、携帯通信会社のソフトバンクが販売する保険で、この保険以外に海外旅行保険なども販売している。実際にはソフトバンクは代理店のようなもので、事故の補償やサポートは損保ジャパンが担っている。以下、同社の山岳保険の概要を記載し、他社の山岳保険(登山・ハイキングのみ含む)と補償内容・保険料等で比較する。

ソフトバンクかんたん保険 スポーツ・レジャー保険の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず保険を利用する条件はドコモと同様に、ユーザーである必要がある。それは携帯電話だけでなくデータカードやiPadの3Gでも、とにかくソフトバンクユーザーであれば事足りる。また、正確には山岳保険ではなく、レジャーを補償する保険であるためスキー・ゴルフ等でも補償される。逆に一般的な軽い登山は補償されるが、登山用具を用いる登山登坂は補償外となる点は抑えておきたい。

補償内容は死亡保険金の他、ケガには入院日額・通院日額、救援者費用・個人賠償責任補償も付帯している。保険料はちょこっと・あんしん・しっかりに分かれ、しっかりプランのみ携行品損害が付く。ケガ関連の額はちょこっとプランで十分だが、救援者費用の額を考えればあんしんプランも検討の余地はある(山岳事故の保険金目安を参照)

下図では各社の山岳保険(レジャー保険)を補償範囲が本格的な山岳か登山(+ハイキング)かを確認し、さらに死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償責任・携行品損害の上限額を比較した。さらに山岳保険で最も重視すべき救援者費用・遭難捜索費用の有無と保険金上限も併せて記述した。保険料面では、基本的には各社の最もスタンダードなプランとし、必ず救援者費用か遭難捜索費用が付帯したプランを採用した。そのうえで保険料を日額・月額・年額に分けて比較した。

名称 モンベル 日本山岳
JRO
日本費用
レスキュー
ウィン
山岳
ウィン
ハイキング
Yahoo!
山大好き
ドコモ
レジャー
au
ケガ保険
ソフトバンク
かんたん
補償範囲 山岳 山岳 山岳 山岳 登山 登山 登山 登山 登山
死亡
保険金
100万 - - 150万 250万 200万 841万 100万 360万
入院日額
通院日額
-
-
-
-
-
-
2,000円
-
2,000円
1,000円
2,000円
1,000円
12,000円
-
2,000円
-
5,000円
2,000円
個人賠償 1億 - - - 1億※ - 3,000万 1,000万 2,000万
携行品 - - - - 10万~※ 10万 15万 - -
救援者 500万 5万 下に含む - 500万 300万 200万 100万 100万
遭難捜索 100万 330万 300万 50万 - - 上に含む 上に含む 上に含む
その他 遭難追加
(30万)
遺体搬送
謝礼費
- - - - - 示談 -
保険料
(日額)
- - - - - - 590円 - 300円
(450円)
保険料
(月額)
682円※ 166円※ 416円※ 690円※ 450円※ 810円
(440円)
- 370円 -
保険料
(年額)
8,190円 2,000円
(3,000円)
5,000円 8,300円 5,410円 - - 4,050円 -
山岳保険・登山保険の比較表(モンベル・日本山岳JRO・日本費用レスキュー・ウィン山岳・ウィン ハイキング・Yahoo 山大好き・ドコモ レジャー保険・auケガ保険・ソフトバンクかんたん)

上図で1番右のソフトバンク かんたん保険だが、前述した「ちょこっとプラン」で他社と比較している。死亡保険金・入院日額・通院日額は共に他社より高いが、個人賠償は他社より低い額に留まる。また、救援者費用も同プランでは100万円と物足りない。あんしんプランにすれば150万円になるが、それでも事故の程度によってはギリギリか、若干不足する可能性がある。

保険料は1日300円と非常に安いが、あんしんプランだと450円になりドコモとの差は小差となる。また、その場合には年間に複数回は登山に行くようなら、他社の方が保険料がお得になる計算が立つ。

結論としては、ソフトバンクユーザーであるのが条件ではあるが、保険料のわりには補償内容が上々のため悪くはない保険だろう。ただ、救援者費用が100万円という点で、登山・ハイキングに関しては若干の不安も残る。可能ならドコモも検討したいが、それが不可能ならウィンライフのハイキング保険も検討する必要が出てくるだろう。