チューリッヒ スーパーバイク保険/ バイク保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

チューリッヒ スーパーバイク保険
オススメ度:
2
保険会社:
チューリッヒ
名称:
スーパーバイク保険
基本補償:
対人・対物・搭乗者・自損事故
割引:
インターネット/走行距離/継続割引
オリコン:
3位(73.3点) / 9社中
特徴:
自賠責の不足部分をカバー。レッカー100km無料のロードサービス

チューリッヒ スーパーバイク保険はロードサービスは評価できそうだが?

チューリッヒは、自動車保険とは別にバイク保険を販売している。他社と異なり125cc超が保険の対象となるため、正確には原付は保険対象にはならない。以下、同社のバイク保険の概要を記載し、他社のバイク保険と比較する。

チューリッヒ スーパーバイク保険の保険料・各保険金・補償内容・ロードサービスなど

まず基本補償だが、対人賠償・対物賠償の2つのみで残りは付帯補償で自由に組み合わせられると謳っているが、実際には搭乗者傷害は削減できず人身傷害は割愛できる仕組みになっている。それ以外は選択制で、弁護士費用特約や盗難時の臨時補償特約なども付帯でき、他社では少ない携行品特約・地震死亡一時金といった交通事故とは関連性の薄い特約までも付帯できる。補償以外ではレッカーサービス・現場での緊急対応・宿泊帰宅費の補償といった自動車保険と同様のサービスが付帯している。特にレッカー移動は100kmで他社の平均である35kmよりも圧倒的に長い。少し遠出のツーリングだとしても一定の安心感がある。

保険料だが、左図の40歳・排気量125cc超の場合の保険料では、ミニマムのプランで25,170円でネット割引(3,000円)が適用され22,170円となる。これに弁護士費用特約や盗難特約を追加すると3~4千円が上乗せされる。盗難特約は自分が購入したバイク店などで加入できないようなら検討の余地はあるが、盗難された確認条件を満たしても5万円程度しか受け取れない。基本は付帯せずに保険料節約に努めた方が賢明だろう。

次に、下図で各社のバイク保険・バイクで加入できる自動車保険を比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害搭乗者傷害車両保険が基本補償か選択制か選択不可かを比較し、併せてロードサービスの有無も記載した。顧客満足度ではオリコンのバイク保険総合ランキングで比較した。

保険料面では走行距離・免許の色等の割引の他、20・30・40歳で原付(+125cc以下)の保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、対人対物補償・搭乗者傷害補償はアリで、年間平均走行距離は約5,000キロ以下、日常レジャー使用で東京在住とした。20歳のみブルー免許とし、他の年齢ではゴールド免許と仮定した。さらに50歳は250cc以下のバイクの保険料で比較した ※ライダーの平均年齢が48歳のため

名称 アクサ
バイク保険
三井
総合バイク保険
チューリッヒ
スーパーバイク
富士火災
FAI
全労済
マイカー共済
(二輪用)
共栄火災
タンデム
東京海上
TAP
対人賠償
対物賠償
人身傷害 選択※ 選択※ 選択 選択 選択 選択
搭乗者傷害 選択※ 選択※ 選択 選択 選択 選択
車両補償 - - - × × 選択
ロード -
割引 走行距離
免許
ネット割引
ネット割引 走行距離
ネット割引
継続割引
- - 継続割引 -
オリコン 2位 1位 3位 ランク外 対象外 4位 5位
20歳
(ブルー)
\28,110 \33,060 \65,950 \51,600
(\33,270)
\27,760
(\8,280)
\40,390~
30歳
(ゴールド)
\14,190 \17,200 \22,180 \29,100
(\15,600)
\27,760
(\8,280)
\22,290~
40歳
(ゴールド)
\14,190 \17,200 \22,170 \29,100
(\15,600)
\27,760
(\8,280)
\22,290~
50歳
(250 cc)
\20,080 \24,220 \22,220 \37,510
(\25,020)
\63,440
(\26,990)
\31,310~
バイク保険の比較表(アクサ・三井・チューリッヒ・富士火災・全労済・共栄火災・東京海上)

上図で左から3番目のチューリッヒだが、基本補償は対人・対物補償・搭乗者傷害で残りは取捨選択することができ、他社のネット系損保と同様に車両保険は付帯できない。割引項目は、走行距離・免許の色(ゴールド免許で割引)・インターネット割引があり、さらに継続割引があるため契約更新していけば保険料はお得になる。ただ、継続割引は1000円割引のため微々たる額でしかないが。。。

保険料だが、他社では50ccの原付にも保険料の設定があるが、チューリッヒの場合には排気量が125cc超からとなるため上図では若干不利な数字になっている。ただし、最安値のアクサで125cc超で40歳ゴールドにした場合の保険料でも19,310円となるため、やはり僅かではあるがチューリッヒの方が保険料が高い。また、注意すべきは20歳の場合の保険料の高さだ。他社の2~3倍近い額の保険料となるため、バイクの免許を取って間もないなら、当面はチューリッヒは見送った方が賢明だ。

結論としては、保険料面では他社に後塵を拝しているため、徹底的に保険料を削りたいならオススメはできない。その一方、ロードサービス(特にレッカー移動が100kmまで)や他社より多様な特約を考慮すれば、補償内容を重視するなら検討の余地がある。オリコンの満足度調査でも3位と、まずまずの結果のため不安は払拭できる。とはいえ、事故の際に当たる担当者次第で左右される面もあるため、完全に安心しきるのは禁物だが、補償重視なら悪くない保険といえそうだ。