ドコモ ワンタイム保険 ゴルファー保険/ ゴルフ保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

ドコモ ワンタイム保険 ゴルファー保険
オススメ度:
3
保険会社:
ドコモ ワンタイム保険(東京海上)
名称:
ゴルファー保険
保険期間:
1日~
ホールインワン:
30万円~
個人賠償:
3,000万円~
特徴:
たまにゴルフに行く、初心者ゴルファーの味方!

ドコモ ワンタイム保険 ゴルファー保険は1日のみの契約なら優秀!

ドコモ ワンタイム保険は2010年から販売を開始した保険で、ドコモのPC・スマホのHPから契約できる。東京海上が引受保険会社になっているが、保険の中身は東京海上の海外旅行保険とは異なる。以下、同社のゴルフ保険の概要を記載し、他社のゴルフ保険と補償内容・保険料などで比較する。

ドコモ ワンタイム保険 ゴルファー保険の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず抑えておきたいのは、この保険を利用できるのはドコモユーザーのみである点だ。保険の申込も携帯電話からとなり、保険料の支払いも携帯料金と合算して引き落とし(と同じクレジットカード)からとなる点に注意したい。

次に保険期間だが、他社のゴルフ保険が1年と長期なのに対して、この保険はau損保と同様に1日単位で契約可能だ。1日単位の契約とはいえ、補償内容は他社と変わらず死亡/後遺障害保険金・入院日額・通院日額・個人賠償責任・ホールインワン補償が付帯している。補償内容で特に他社に劣る項目はなく、せいぜい手術保険金が存在しない程度だ。保険料は3つのプラン(おてがる・おすすめ・しっかり)で分かれ、各保険金の上限も異なってくる。個人賠償の額からすれば、おすすめプランということになる。併せてホールインワン・ゴルフ用品損害の保険金上限も高くなるので悪くはない条件だろう。

下図では各社のゴルフ保険を保険期間を始め、死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償補償の上限額で比較し、さらにホールインワン・アルバトロス達成時とゴルフ用品の損害補償の保険金、個人賠償・死亡保険金・入院日額・通院日額の上限額を比較した。さらに個人賠償発生時に示談交渉を保険会社が代行してくれる示談サービスが付帯しているかも併せて記述した。

保険料面では、各社のプランで最もスタンダードなものを採用し、個人賠償責任補償は5,000万円とした。また、保険会社によって保険期間が異なるため、1日・1週間・1年で期間別に保険料を記載して比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
損保
ジャパン
東京海上 日本興亜 au損保 三井住友 セゾン ドコモ アメホ
バーディー
保険期間 1年 1~3年 1年 1年 日帰り
1~3泊
1週間
1年
1ヶ月 1泊 1年間
死亡保険 260万 855万 500万 455万 100万 280万 200万 600万 90万~
入院日額 3,900円 12,825円 3,000円 6,825円 5,000円 4,200円 3,000円 9,000円 1,350円
通院日額 2,600円 8,550円 1,000円 4,550円 1,500円 2,800円 2,000円 6,000円 900円
ホールインワン 20万 21万 20万 10万 30万 10万 10万 30万 14万
ゴルフ用品 20万 30万 10万 20万 20万 10万 15万 15万 10万
個人賠償 5000万~ 3000万~ 1億 1or2億 3000万~ 5000万~ 5000万~ 3000万~ 5000万~
示談 - - - - - - - -
保険料
(1日)
- - - - 302円~ - - 300円~ -
保険料
(1週)
- - - - 750円~ 1,000円 300円※ - -
保険料
(1年)
5,000円 7,000円 5,000円 4,000円 - 3,000円 3,600円 - 3,890円
ゴルフ保険の比較表(あいおいニッセイ同和・損保ジャパン・東京海上・日本興亜・au損保・三井住友海上・au損保・セゾン・ドコモ・アメリカンホーム ナイスバーディー)

上図で右から2番目のドコモだが、前述した500円プランの補償内容で他社と比較している。まず死亡保険金・入院日額・通院日額は他社よりも高く、本家の東京海上よりも高くトップクラスとなっている。ホールインワン/アルバトロス補償・ゴルフ用品の補償も、同様に他社よりも高めの額で優秀だ。個人賠償は3,000万円からだが、おすすめプランなら5,000万円となる。

保険料だが、1日500円となり他社と横並びには比較できない。しかし、同じく短期契約ができるau損保と比較すると、若干だが安いことが分かる。auのブロンズ(ドコモのおてがる相当)の302円と比較しても、auのシルバー(ドコモのおすすめ相当)の568円と比較しても非常に僅かだが安い。その一方、期間が1週間に延びると、単純に日数に応じて保険料が騰がるドコモに対して、倍々にならないau損保の方がお得となる。

結論としては、1日単位の契約を希望するなら悪くない保険といえる。年に1、2回しかゴルフをプレーしないなら、ドコモの保険は十分に役割を果たしてくれるだろう。ただし、数日単位(3日~1週間)ならau損保の方が保険料が安くなるため、au損保を検討した方がいいだろう。もちろん、au損保にすれば補償内容がドコモより落ちるため、その点は了承するというのが前提にある。