エース損保 ゴルファー保険/ ゴルフ保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

エース損保 ゴルファー保険
オススメ度:
1
保険会社:
エース損保
名称:
ゴルファー保険
保険期間:
1~3年間
ホールインワン:
30万円~
個人賠償:
5,000万円
特徴:
ナイスショットのあなたに・・・ゴルファー保険

エース損保 ゴルファー保険は補償は悪くはないが保険料が見合わない!

エース損保はスイスのチューリッヒに本社を置く外資系損保で、日本で各損害保険を販売している。以下、同社のゴルフ保険の概要を記載し、他社と補償内容・保険料などで比較する。

エース損保 ゴルファー保険の保険料・保険金・補償内容・サービスなど

まず保険期間だが、1~3年契約となり数日・数週間単位での契約は不可となっている。ただ、他社の単年契約と異なり、3年なら若干だが保険料が安くなる点は評価できる。

補償内容では他社同様に、国内外を問わず第三者へのケガ等を補償する個人賠償責任、自分のケガ(死亡・入院・通院)への補償、プレー中のクラブの破損などのゴルフ用品損害の補償が付帯している。さらにホールインワン・アルバトロスを達成した際の諸費用の補償があるが、こちらは国内のみが補償対象となる点に注意したい。保険料は1~3年の契約期間と各保険金の上下で異なる。個人賠償の額からして左図真ん中の5,000万円プランが妥当で、あとは好みで判断となろう。

下図では各社のゴルフ保険を保険期間を始め、死亡保険金・入院日額・通院日額・個人賠償補償の上限額で比較し、さらにホールインワン・アルバトロス達成時とゴルフ用品の損害補償の保険金、個人賠償・死亡保険金・入院日額・通院日額の上限額を比較した。さらに個人賠償発生時に示談交渉を保険会社が代行してくれる示談サービスが付帯しているかも併せて記述した。
保険料面では、各社のプランで最もスタンダードなものを採用し、個人賠償責任補償は5,000万円とした。また、保険会社によって保険期間が異なるため、1日・1週間・1年で期間別に保険料を記載して比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
損保
ジャパン
東京海上 日本興亜 au損保 三井住友 ドコモ エース コープ共済
保険期間 1年 1~3年 1年 1年 日帰り
1~3泊
1週間
1年
1泊 1~3年 1年
死亡保険 260万 855万 500万 455万 100万 280万 600万 500万 110万
入院日額 3,900円 12,825円 3,000円 6,825円 5,000円 4,200円 9,000円 7,500円 1,650円
通院日額 2,600円 8,550円 1,000円 4,550円 1,500円 2,800円 6,000円 5,000円 1,100円
ホールインワン 20万 21万 20万 10万 30万 10万 30万 30万 25万
ゴルフ用品 20万 30万 10万 20万 20万 10万 15万 20万 12万
個人賠償 5000万~ 3000万~ 1億 1or2億 3000万~ 5000万~ 3000万~ 3000万~ 5000万
示談 - - - - - - - -
保険料
(1日)
- - - - 302円~ - 300円~ - -
保険料
(1週)
- - - - 750円~ 1,000円 - - -
保険料
(1年)
5,000円 7,000円 5,000円 4,000円 - 3,000円 - 6,570円 3,800円
ゴルフ保険の比較表(あいおいニッセイ同和・損保ジャパン・東京海上・日本興亜・au損保・三井住友海上・au損保・セゾン・エース損保・コープ共済)

上図で右から2番目のエース損保だが、前述した5,000万プランの補償内容で他社と比較している。死亡保険金は他社より大きめの500万で、その0.15%となる入院日額は7,500円、0.1%となる通院日額は5,000円で他社より額は大きめの設定だ。ホールインワン補償・ゴルフ用品損害補償も他社よりも額は大きく、特にホールインワン補償はトップクラスとなっている。個人賠償は5,000万円としたが、前述したようにプラン次第では1億まで膨らませられる。

保険料は1年で6,570円で、他の1年契約のゴルフ保険と比較すれば高い。補償内容(保険金の上限)が高いため止むを得ないともいえるが、それでもトップの損保ジャパンとは数百円の差でしかない。その割にはケガ関連の補償の差は大きく、保険料は割高といえるだろう。

結論としては、補償内容から考えれば悪くはないが、保険料が見合ってないため微妙だ。一応は3年契約なら10%割引になるため、それで帳尻を合わせるという手はある。他社より特に保険金が大きいのは、ケガ関連とホールインワン補償のため、ホールインワン目当てなら腕に自信があれば検討する余地はある。ただ、そこまで求めないなら、補償のわりに保険料が割安な三井住友海上や、示談交渉サービスが付帯している東京海上を選択した方が賢明だろう。