そんぽ24 自動車保険/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

そんぽ24
オススメ度:
2
保険会社:
そんぽ24損害保険
名称:
自動車保険
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
4,000km未満~16,000km以上の5区分で割引
オリコン:
10位以下 / 18社中
特徴:
納得の保険料で安心サポート

そんぽ24 自動車保険は他社比較すると中途半端なため微妙!?

そんぽ24は、日本興亜損保を含むNKSJグループ(日本興亜損保・損保ジャパン)の一員で、その中で自動車保険のネット販売を担っている。同グループには同じくネットからのダイレクト販売をしているセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)も含まれているため、いずれグループ内で淘汰されることも考えられる。以下では、そんぽ24の自動車保険の概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

そんぽ24 自動車保険の保険料割引・ロードサービス等

まず保険料だが、他社のネット系損保と同様に年齢・車種・地域等に加え、ゴールド免許・年間走行距離によって算出される。年間走行距離は4,000キロ未満から16,000キロ以上で5区分が設けられている。ソニー損保などの他社損保では7区分まで細分化している点を考えれば、走行距離が短い人は他社の方が有利になる可能性がある。また、継続すると適用される割引として、前年度無事故割引と継続割引(3%割引)がある。割引項目については豊富なイメージだが、だからといって保険料が他社より割安というわけではない(後述の比較表を参照)

また、ロードサービスが無料付帯しており無料レッカー移動や故障時の応急サービスなどの一般的なサービスは付帯している。無料レッカーの搬送距離は2014年4月より30kmから100kmに拡大され、他社の50km~100kmにも見劣りしなくなった。さらにガス欠時の給油も、以前は契約者の自己負担だったのが他社同様に10Lまで無料となり、各条件が改善されつつある点は評価できる。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
そんぽ
24
アメリカン
ホーム
東京海上
トータルA
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限

無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

100km

50km

100km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 10位以下 7位 9位
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 対象外 4位 7位
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 1,892件 11,884件 59,081件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \39,550 \41,350 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \38,220 \41,770 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \38,220 \45,630 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・そんぽ24・アメリカンホーム・東京海上)

上図で右から3番目の「そんぽ24 自動車保険」だが、前述したようにロードサービスの距離が拡充され、無料の距離は100kmと他社同等となった。しかし、オリコンの総合満足度では10位以下と低調で、JDパワーの事故対応満足度の調査ではサンプル数不足で調査対象外となっている。実際、そんぽ24の保険金総額は130億円程度しかなく、チューリッヒの半分、三井ダイレクトの3分の1、ソニー損保の6分の1程度しかない。苦情数から考えても、シェアと同様に三井ダイレクトの約3分の1の苦情数で、特に苦情数は多くも少なくもない。事故満足度では他社のネット系損保と大差はないといえそうだ。

ただ、平均モデルでの年間保険料のシミュレーションでは、豊富な割引項目のわりには特別に安くはない。チューリッヒよりは高額で、年齢次第ではセゾンのおとなの自動車保険よりも高額となっている。

結論としては、保険料でも満足度調査でも中途半端でオススメしにくい。ロードサービスを含めて付帯するサービスが改善傾向にあるが、それでも特に他社より目立って優れている点はない。やはり、そんぽ24を特に選ばなくてはならない理由が見当たらないという方が正しい。もちろん2014年の改訂で旅行キャンセル費用の補償・ペットケアサポートなどが付帯したのは評価できるが、以前として同社の保険料が他社よりも優位とは言い難く、さらなる保険料の見直し(リスクの更なる細分化)や、魅力的なサービスの拡充されない限りは微妙だ。特に、各社の満足度調査の上昇を確認してから、契約の選択肢に入れても遅くはないだろう。