チューリッヒ 自動車保険+くらしの損害賠償特約/ 自動車保険に自転車特約を付帯した際の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

チューリッヒ保険
オススメ度:
3
保険会社:
チューリッヒ保険
名称:
自動車保険 + くらしの損害賠償特約
個人賠償:
3,000万円~
示談交渉:
なし
オリコン:
4位(78.5点) / 18社中
特徴:
リーズナブルな保険料で、業界最高レベルのロードサービスを提供します

チューリッヒの自動車保険の特約なら自転車事故で相応の補償が受けられる!

チューリッヒはスイスのチューリッヒに本社を構え、日本ではネット通販型の自動車保険を販売している。今回はチューリッヒの自動車保険に自転車事故に備えるための特約を付帯した場合の、補償内容・保険金・保険料などを記載し他社と比較する。

チューリッヒ 自動車保険の自転車向け特約(傷害特約・くらしの損害賠償特約)の概要・補償内容・保険金額・保険料など

まず選択するプラン(特約)だが、「人身傷害補償特約」でもいいが、自転車運転中に自動車に衝突された場合は補償されるが、例えば自転車運転中に人を避けようとして電柱に激突したなどの場合には補償されない。そのため、ケガに対して万全を期すなら、チューリッヒの場合は「傷害特約」を付帯することになる。傷害特約は本人・夫婦・家族に分かれており、死亡・入院・通院だけでなく手術による一時金まで受け取れる。死亡保険金は人身傷害の金額とは比較できないが、他社では通院・手術は削減されている保険も多い点を考えれば上々の補償内容といえる。

事故の加害者となった場合の個人賠償責任補償については、チューリッヒの場合は「くらしの損害賠償特約」を利用することになる。保険金は3,000万円から1億まで設定できる。自転車事故では1億近い賠償額になることもあるため、1億円にするのが妥当だ。3,000万円と1億円にした場合の保険料の差は200円と少額なこともあり、迷わず1億円を選択すべきだろう。

次に、下図では各社の自動車保険に自転車事故に備える特約を付帯した場合を比較した。補償内容では補償対象(個人か家族か)・死亡保険金・入院時の一時金及び入院日額・個人賠償補償の上限額を比較した。さらに保険会社の示談交渉サービスと弁護士費用特約の有無を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度で比較した。

保険料面では30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、個人賠償責任補償・弁護士費用を付帯し、さらに国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロとした。さらに自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウスの新車を採用し、東京在住のゴールド免許として車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保 アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 アメホ 日本興亜
補償対象 個人/家族 家族 家族 家族 家族 個人/家族 個人/家族 個人/家族 個人/家族
死亡保険金 500万~ 3,000万~ 3,000万~ 246万 5,000万~ 500万 1,000万 100万 500万~
入院一時金 - 10万 - - - 10万 - 5万 10万
入院日額
通院日額
5,000円
1,500円
ケガ次第 5,000円
1,000円
2,500円
1,500円
ケガ次第 5,000円
-
ケガ次第 ケガ次第 ケガ次第
個人賠償 5,000万 3,000万 - 3000万~ - 無制限 1億 1~5,000万 無制限
弁護士費用
示談交渉 - - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 7位 10位以下
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 4位 5位
30歳 \56,230 \38,970 \50,240 \50,290 \36,910 \48,730 \34,640 \45,080 \57,840
40歳 \56,760 \39,610 \47,490 \51,960 \37,950 \39,480 \34,620 \45,080 \56,140
50歳 \57,400 \41,320 \48,540 \51,990 \37,950 \37,110 \36,260 \49,360 \56,260
自動車保険に自転車特約の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒネ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・アメホ・日本興亜)

上図で左から4番目のチューリッヒだが、前述した傷害特約・くらしの損害賠償特約・弁護士費用特約を付帯した場合で他社と比較している。補償内容では、死亡保険金は他社より低めに見えるが、基本補償の人身傷害保険を利用すれば他社とは大差はない。前述したような自動車と関連しない事故の場合のことを想定すれば死亡保険金は評価できる。入院日額・通院日額も同様に意味はあるが、日額としては物足りない額という印象は拭えない。また、前述したように個人賠償責任補償は3000万~1億まで調整できるため、他社に劣る内容ではない。ただし、満足度調査ではオリコンの評価は高いが、JDパワーの事故対応満足度は低い点は気がかりだ。さらに示談交渉サービスも存在しないため、弁護士費用特約は必須だろう。

保険料を他社と比較すると、さすがに高額な部類に入る。一応、補償が厚めと考えれば相対的には割安な保険料とも考えられるが、いかんせんセゾン おとなの自動車保険との差額が大きい。特に40代・50代になると圧倒的な保険料の差が出てしまう。

結論としては、あらゆるケースでの自転車事故に備えるなら悪くない保険だ。自動車に絡まないケースでも補償を受けられる点、手術保険金・通院保険金が付帯している点からも補償が厚いと考えていい。自動車保険で自転車事故もカバーするなら上々の内容といえる。ただ、通院保険金が不要ならセゾン、自分・家族のケガよりは高額な個人賠償に備えたいだけならSBI損保にする手もある。少しでも保険料を抑えたいなら、それらも選択肢の1つにはなりうるだろう。