ZAGカード(ザグ・カード)/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

ZAGカード
オススメ度:
1
名称:
ZAGカード(ザグ・カード)
年会費:
無料 ※年間5万円利用が必要
優待店:
ドラッグストア ザグザグ各店
ポイント付与:
100円 → 0.5ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

ZAGカードはザグザグでの買い物の専用カードなら?

ZAGカード(ザグ・カード)は、ドラッグストアのZAGZAGとセディナで発行している。VISA加盟店での買い物でポイントが貯まる他、ZAGZAGでの買い物ではポイントがアップする。ただ、会員限定の特別セールやカード提示による割引が廃止され、さらに2013年からは公共料金引き落としでの特別ポイント付与が廃止されるなど、サービス面では随時縮小している点に注意したい。以下、スーパー・コンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・ZAGZAGでの買い物はポイント上乗せ
  • ・土日での買い物はポイント2倍
  • ・セディナの各種特典が付帯

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・年間5万円以上の利用が無ければ年会費1,312円が発生
  • ・ポイントの有効期限は1年
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は他社に劣り微妙(後述)
ZAGカード(ザグ・カード)のポイントプログラム及び各種特典

まずポイントプログラムだが、基本は200円で1ポイントとなるが、ザグザグでの買い物は105円で4ポイント、土日であれば7ポイントになる。ポイント還元率では前者は約3.8%、後者は約6.7%まで上昇する。この数字は後述する図が示す通り、他社カードよりも優秀な数字でお得だ。ただ、貯めたポイントの有効期限が1年と極端に短いため注意したい。また、冒頭でも既述したが、会員限定特別セールやカード提示による割引が廃止された。他のスーパー/コンビニ系カードでは、買い物額の一律割引が存在しており、この点ではマイナスだ。

ポイント以外にザグザグでの特典は無いが、セディナの特典は付帯している。その中でも、毎月のカード利用額を1口にしてハワイ旅行抽選(ハワイ当選者は50名・国内旅行は50組)がある「ウキウキトラベル賞」や、カード引き落とし口座を三井住友銀行に指定することでATM手数料が無料になる特典は覚えておきたい。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
ファミマ
Tカード
Walmart
カード
セゾン
ローソン
ポンタ
VISA
ポンタ
プラス
マツキヨ
カード
ZAG
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード イオンカード イオンカード suica ファミマTカード ウォルマートカードセゾン ローソンPonta visaカード ポンタプレミアムプラス ツルハドラッグカード ZAGカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P - - - 11,500P 1,000P -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 1.0% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.5% 0.5% 2.0% 2.0% 2.0%
(4.0%)
3.8%
(6.8%)
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5-10% 5% - - - -
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \5,000 \5,000 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \10,000 \8,000 \4,500 \7,000 \8,000 \8,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \17,500 \13,500 \6,500 \9,000 \13,000 \14,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・ZAGカード)

上図で「ZAGカード」を他カードと比較したが、基本となるポイント還元率は0.5%と他社と横並びの数字だが、優待店(このカードの場合はザグザグ)でのポイント還元率は約3.8%と上図ではトップのお得さだ。さらに、土日にアップするポイント還元率では、他社カードや俗に言うポイント高還元率カードを圧倒する数字となっている。ただし、冒頭でも既述したように、ザグザグでの買い物でカード提示による一律割引は廃止されてしまった。もしも一律割引が存続していれば、年間利用額のシミュレーションでもダントツのトップになる可能性もあったが。。。

結論としては、ザグザグ専用のサブカードなら利用価値はある。ザグザグでの買い物に関しては、ポイント率では上図の他カードは元より、高ポイント還元率カード(漢方スタイルカード・JACCSリーダーズカードなど)よりもポイント率が高い。特に、ザグザグで土日に買い物をするようなら無敵に近い。メインカードには高ポイント還元率カードを据えて、サブでザグザグカードを持つのがベストだろう。