ポンタプレミアムプラス/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

ポンタプレミアムプラス
オススメ度:
2
名称:
ポンタプレミアムプラス(Ponta Plemium Plus)
年会費:
無料 ※年間5万円の利用が必要
優待店:
ローソン・Ponta加盟店
ポイント付与:
100円 → 1.0ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 1.0円割引
ボーナス:
-

ポンタプレミアムプラスはポイント率は悪くないが割引が無い分だけ?

ポンタプレミアムプラス(Ponta Plemium Plus)はJACCSが発行している。ローソン他のポンタ提携店では通常よりもポイントが上乗せされる。セゾンが発行する「ローソン・ポンタVISA」も存在するが、このカードの方がポイント率が高く貯まりやすくなっている。貯めたポイントは、他社同様に1ポイント=1円で使えるが、お試し引き換え券にして200円の新商品を100ポイントで購入する手もある。以下、スーパー・コンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・ローソンで100円で1ポイント
  • ・ポンタ加盟店ではポイント増加
  • ・ポンタのポイントモールならポイント2重取りが可能

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・ポイント上乗せはあるが購入商品の割引が存在しない/年間5万の利用が無ければ年会費2,100円が発生
  • ・ポイントの有効期限は無期限だが、1年の間に利用がないと失効
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は微妙なところ(後述)
ポンタプレミアムプラスのポイントプログラム及び提携店

まず、セゾンのポンタカードVISAと異なり入会特典が存在する。カードが到着してから2ヶ月以内にカードを利用したり、ポンタのWEBサイトに会員登録するなどで最大11,500ポイントが貯まる。カードを保有するだけで1万相当のポイントが貯まるのはかなり大きい。年会費も年間5万円以上の利用が条件だが、無料と考えれば上々の特典だ。

ポイントは基本が100円で1ポイント(ポイント還元率1.0%)で、さらにローソンなどのポンタ提携店は、各店でのポイントが上乗せされる。さらに年2回のボーナス月にはポイントが更に上乗せされるため、ポイントは考えているよりも貯まりやすいはずだ。リボ専用にすれば、還元率が常時2%になるが、リボによる金利を考慮すればリボにしない(もしくは毎月の引き落とし額を極限に大きくする)が賢明だ。一方で、セブンカード、ファミマカードのように割引が存在していないのが前年だ。また、ポイントは1年間の利用(貯める・使う)が無ければ失効するため注意したい。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
benesse
イオン
カード
ファミマ
Tカード
Walmart
カード
セゾン
ローソン
ポンタ
VISA
ポンタ
プラス
マツキヨ
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード イオンカード イオンカード suica ベネッセイオンカード ファミマTカード ウォルマートカードセゾン ローソンPonta visaカード ポンタプレミアムプラス ツルハドラッグカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P 1,500P - - - 11,500P 1,000P
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 1.0%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 0.5% 2.0% 2.0% 2.0%
(4.0%)
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5% 5-10% 5% - - -
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \5,000 \5,000
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \8,000 \4,500 \7,000 \8,000
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \13,500 \6,500 \9,000 \13,000
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ローソンponta visa・ポンタ プレミアム・マツキヨカード)

上図で「ポンタプレミアムプラス」を他社カードと比較したが、入会ボーナスは他社を圧倒し、ポイント還元率でもトップの数字を誇る。実際には、利用する店舗によって上乗せポイントが異なるため、2%以上のポイント還元率にもなる。ポイントだけを追求すればトップには違いないが、問題は他社のスーパー・コンビニ系カードは、ポイントとは別に商品を購入時に5~10%の割引がある。そのため、トータルのお得さからいうと、他社カードの方がお得になる。ただ、お試し引き換え券では牛乳200円が10ポイント(10円分)で交換できたりするため、引き換え券をメインに利用するなら逆転の芽は無くはない。

結論としては、引き換え券をメインにポイントを利用する人で、ポンタ提携店を頻繁に使うようなら悪くは無いカードだ。当然ながら年会費を発生させないために年間5万円の利用はクリアが必須だ。ただ、割引がない分だけファミマTカードかセブンカードの方がお得ではある。メインで利用するスーパー・コンビニは地理的な問題もあろうが、セブンイレブン(イトーヨーカ堂)やファミリーマートが利用しにくいようなら、セブンカードプラスは検討の余地は十分にありそうだ。