イオンカードSuica/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較
- オススメ度：
- 名称：
- イオンカードSuica
- 年会費：
- 無料
- 優待店：
- イオン・マックスバリュー・メガマート各店
- ポイント付与：
- 100円 → 0.5ポイント
- ポイント換算：
- 100円利用 → 0.5円割引
- ボーナス：
- 入会時1,500ポイント
イオンカードSuicaはSuicaの使い方によっては最強カードになりうる！
イオンカードSuicaはイオンが発行しており、イオンカードにSuicaの機能を持たせたカードだ。ブランドはVISA/JCB/マスターカードから選択ができる。月４回のチャンスでイオン等で買い物すれば100円で1ポイント、それ以外は100円で0.5ポイントとなる。毎月20・30日は買い物額が５％オフになる。
さらに、Suicaが搭載されておりオートチャージも可能で、Suicaを利用することで上述とは別にSuicaポイントを貯めることも可能だ。貯めたSuicaポイントはイオンでも利用できる。以下、スーパーとコンビニ割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードの注目すべきサービスは下記３点が挙げられる。
- ・イオンではＷポイントデーなら通常の２倍のポイント獲得
- ・イオン・マックスバリュー・メガマートで５％割引/65歳以上なら毎月15日も割引
- ・Suicaのオートチャージ/Suicaの利用でポイントが貯まる
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記３点がある。
- ・５％割引は毎月20日・30日に限定
- ・ポイントの有効期限は1年（ポイント加算期間除く）
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は優秀な部類に入る（後述）
まず入会特典についてだが、HPからの申込み、WEBで明細確認になるイオンネットサービスに登録などで1,500ポイントを獲得できる。また、イオンでは毎月5日/10日/15日/25日はポイント２倍になる。月４回は他社よりも機会が多い。さらに毎月20日と30日は５％割引になるが、月２回という回数は他社より若干少ない印象だ。
そして、このカードの最大の特徴がSuicaの搭載だ。オートチャージで、改札を通った際に金額不足であれば自動でチャージをしてくれる他、モバイルSuicaに登録すれば携帯電話を定期券としても利用できる。さらに、ポイント面でも有利で、Suicaポイントクラブに登録すればキヲスクやNEWDAYSなどでSuciaを使用することで、クレジットとは別途でポイントが得られて実質ポイント２重取りに近い。ただし、ポイントの有効期限が積み立て期間を除けば１年間という点に注意したい。他社のスーパー・コンビニ系と有効期限は同程度だが、マイルや永久不滅ポイントなどよりは短い。
次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数％割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。各店で無条件で買い物が３～５％割引になるタイミングは異なる（セブンカードなら毎月８の付く日に５％割引、イオンなら月２回の感謝デーなど）が、加盟店の買い物を加味して比較する際は、全ての買い物を割引デーに行うと仮定した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額＝
(50万×ポイント還元率）- 年会費
上記に優待店を加味＝ 上記 +（10万円×ボーナス還元率）+ （10万円×会計時の割引）
| 名称 | セブン カード |
セブン プラス |
イオン カード |
イオン カード Suica |
benesse イオン カード |
ファミマ Tカード |
ローソン ポンタ VISA |
Walmart カード セゾン |
ミレニアム オンカード |
やまや カード |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 画像 |  |
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| 年会費 | \0 | \0 | \0 | \0 | \0 | \0 | \0 | \0 | \0 | \0 |
| 入会 ボーナス |
2,500P | 3,000P | 1,500P | 1,500P | 1,500P | - | - | - | - | - |
| Ｐ通常店 ポイント 還元率 |
0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
| Ｐ優待店 ポイント 還元率 |
1.5% | 1.5% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.5% | 2.0% | 0.5% | 2.0% | 1.0% |
| 優待店 割引 |
5% | 5% | 5% | 5% | 5% | 5-10% | - | 5% | 5% | 3% |
| 電子マネー | nanaco | nanaco | - | Suica | - | - | - | - | - | - |
| 1年50万 年会費考慮 |
\2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 |
| 1年50万 Ｐ優待店 10万 |
\9,000 | \9,000 | \8,500 | \8,500 | \8,500 | \10,000 | \4,500 | \8,000 | \6,000 | \6,500 |
| 1年50万 Ｐ優待店 20万 |
\15,500 | \15,500 | \14,500 | \14,500 | \14,500 | \17,500 | \6,500 | \13,500 | \9,500 | \10,500 |
上図の通り「イオンカードSuica」は他社カードと比較すると、セブンカード・ファミマTカードに劣るが、なかなか優秀で、実質はナンバー２といってもいいレベルだ。２カードとの差を詰めるためには、Suicaを利用するのが簡単だろう。Suicaを100円分使用することで1ポイント（１円）が獲得できるため、年間で10万程度を使用できれば追いつく。一ヶ月に１万円程度だが、キヲスクや自動販売機や紀伊国屋書店等での利用でもＯＫなので不可能ではない数字だろう。さらに、ワーナーマイカルシネマズで映画料金が300円割引（同伴者1名まで可）になるため、年に数回でも同映画館で映画を視聴すれば、さらに差は詰まりやすく逆転も可能だ。
結論としては、イオンで買い物をする＆Suica利用圏内にいる人であればオススメだ。ワーナーマイカルを利用している、もしくはイオンで化粧品を購入しているなら、なお良いといえる。基本的には、カード枚数数が増えても問題ないなら複数枚のカードを持つのがベストだが、カードを集約したい場合には、まずは買い物額が大きい店順に優先するのが妥当だ。イオンとセブン・ファミマでの買い物が同額程度でカード枚数を減らしたい場合は、ポイントが２倍になる提携店が圧倒的に多く割引でもお得なファミマTカード、次に商品を限定せずに割引を受けられポイントアップもあるセブンカード、次にSuicaの利用額次第で爆発力のあるイオンカードSuicaの順に、使い勝手とお得度でオススメする。
