はっぴーママカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較

はっぴーママカード
オススメ度:
PriceLess
名称:
はっぴーママカード
年会費:
\1,050円
寄付対象:
おぎゃー献金
寄付率:
0.5%(1,000円 → 5円)
入会寄付:
-
ポイント率:
0.5%(1,000円 → 5円)

はっぴーママカードはプレママと新人ママにはオススメの1枚か?

はっぴーママカードは、はっぴーママ.comを運営する(株)イーウェルとセディナで発行しており、プレママと新人ママ向けに各種特典を設けたカードだ。主な特典は、分娩費用のカード支払いが可能であったり、出産後の万が一のケガでは見舞金がカード会社が贈られたりする。さらに、カード利用額の0.5%分が「おぎゃー献金」に募金される。募金はカード会社が行うため、カード利用者には自己負担はなく、ポイントも他のセディナカードと同様に貯まる。

はっぴーママカードの説明及びおぎゃー献金について

さて、このカードの特典だが、前述した分娩費用のカード支払い・ママ保険以外にも、こども英会話教室の入会金免除、店舗は福岡・石川県が多いが飲食店の割引サービス等が付帯している。欲しいか否かは別にして、入会時には産声録音機・ヒーリングCD・ちりめんへその緒入れの何れかのプレゼントもある。

次に、このカードの寄付対象の「おぎゃー献金」についてだが、資金は基本的に障害児施設・心身障害予防の研究に用いられている。年間で約1億円の寄付があり、北は北海道のひまわり学園から、南は沖縄の名護療育園まで全国の施設に献金を分配している。研究に関しては妊娠高血圧症候群や小児脳性麻痺の輸血療法等の母子に関する研究に献金されている。産婦人科医からの情報提供として、風疹流行の注意喚起から母子手帳の様式変更等の周知にも努めている。また、近年では最新マタニティ用品や育児グッズが展示されるマタニティ&ベビーフェスタ・マタニティカーニバルにも出展したようだ。

次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。

名称 ユニセフ
VISA
ユニセフ
VISA
ゴールド
オリコ
赤い羽根
VISA
赤い羽根
ゴールド
オリコ
赤十字
DC
赤十字
ゴールド
日本点字
図書館
しんくみ
PeterPan
アトム
カード
はっぴー
ママ
デザイン ユニセフVISAカード ユニセフVISAゴールドカード オリコ赤い羽根カード 赤い羽根VISAゴールドカード 赤十字オリコカード Dc赤十字ゴールドカード 日本点字図書館カード しんくみピーターパンカード アトムカード はっぴーママカード
年会費 1,312円 10,500円 1,312円 10,500円 1,312円 10,500円 0円 0円 1,050円 1,050円
寄付率 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 0.2% 0.5% 0.3% 0.5%
入会寄付 1,000円 1,000円 - - - \1,000 \1,000 - - -
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.1% 0.5% 0.5% 0.5%
電子
マネー
- - - - - - - iD - -
1年50万
寄付額
\2,500 \2,500 \2,500 \5,000 \1,000 \2,500 \1,500 \2,500
1年50万
ポイント
\1,188 -\8,000 \1,188 -\8,000 \1,188 -\8,000 \500 \2,500 \1,450 \1,450
社会貢献・寄付できるカードの比較表(ユニセフVISA・ユニセフVISAゴールド・オリコ/VISAコ赤い羽根・赤い羽根ゴールド・オリコ赤十字・DC赤十字ゴールド・日本点字図書館カード・しんくみPeterpan・アトムカード・はっぴーママカード)

上図の通り、はっぴーママカードの年会費は無料とまではいかないが、若干だが他の社会貢献型カードよりも安価だ。寄付率・ポイント還元率は他社と同等だ。数字面で他社カードに特に劣ることはない。

最後に「おぎゃー献金」について追記するが、献金額は1992年の約1億9千万円をピークに減少の一途を辿っており、現在は約1億円まで縮小している。そのため、献金から資金を贈呈する施設も大口は過去には20施設であったが現在は10施設程度、小口も最大で30施設近かったが現在は10施設に満たない状況に追い込まれている。この献金は、新しい命を皆で助け合い、育てあうことを指針としている。1963年から始まった助け合いの灯火を絶やさぬことに賛同する人に、是非、このカードはオススメしたい。