タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP/ 映画鑑賞・エンタメでの割引・ポイントでのお得度の比較

タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP
オススメ度:
3
名称:
タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP
優待店:
宝塚大劇場・キャトルレーヴなど
年会費:
2,500円
ポイント率:
0.5%
特典:
宝塚大劇場・東京宝塚大劇場での公演の割引等
入会ボーナス:
1,000円分のギフトカード(リボ設定時)

タカラヅカレビューSTACIA VISAカードPは宝塚ファンには垂涎の1枚?

タカラヅカレビューSTACIA VISAカードPは、宝塚友の会の会員証も兼ねたクレジットカードだ。カードの名称にもあるように、STACIAカードでもあるため、買い物では阪急阪神で利用できるSTCIAポイントを貯められる。また、最後尾のPの文字は、電子マネーのPiTaPaを示しており、このカードで電車代も支払うことが可能だ。

タカラヅカレビューSTACIA VISAカードPのポイントプログラム及び特典など

宝塚関連の特典だが、まず、このカードではなくクレジット機能が付帯していないタカラヅカレビューカードでも同様の特典が付帯しており、クレジット機能が不要なら、そちらのカードを選ぶ手もあることは抑えておきたい。さて、具体的な特典としては宝塚の公演が一般前売より早くチケット予約ができ、さらにチケットの割引がされる特典がある。さらに、宝塚関連のDVDに加え各演目の公演グッズの販売をしているキャトルフィーユで5%割引などのファンには嬉しい特典がある。劇場でもレストラン(カフェ)でのメニュー10%割引、貸衣装の割引、チケットと宿泊がセットになった宝塚歌劇観劇プランを提供している宝塚ホテルの宿泊費20%割引も付帯している。とかく宝塚関連の特典は豊富になっている。

ポイントでも、200円利用で1ポイント(1円)とポイント率は平凡だが、阪急・阪神グループでのポイント優待・割引があり、さらにPiTaPa利用でもポイントが貯まるなど上々の内容だ。

次に、下図で映画エンタメ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主にレンタル店・映画館)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を映画エンタメに費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。

名称 Tカード
プラス
シネ
マイレージ
ぴあ
JCB
Lencore
カード
ディズニー
一般
IKSPIARI
カード
東京
SkyTree
ハマ
カード
JRA
カード
宝塚
レビュー
デザイン ツタヤTカード プラス シネマイレージカード ぴあJCB CARD Lencoreカード ディズニーJCBカード イクスピアリカード(IKSPIARI CARD) 東京スカイツリー東武カードPASMO ジャックス横浜インビテーションカード(ハマカード) JRAカード タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP
年会費 525円※ 315円※ 3,990円 1,312円 2,100円※ 0円 1,050円※ 0円 1,312円 2,500円
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 0.5% 0.5% 1.0% 0.5%
特別
還元率
2.0% 16.6%※ - 10.0% 0.5% 2.0% 2.0% 50%割引 来場 5.0%
入会
ボーナス
- - - - P2,000 - P500 \5,000 \5,000 \1,000
電子
マネー
Edy※ - - - - PayPass PASMO - - -
1年50万 \2,500 \2,500 -\1,490 \1,175 \400 \5,000 \1,450 \3,000 \3,688 \0
優待店
1年10万
\2,000 \16,600 -\3,490 \8,425 -\1,600 \2,000 \2,000 \50,000 \1,000 \2,500
1年50万
+10万
\4,500 \19,100 -\990 \12,175 \900 \7,000 \3,450 \52,500 \6,000 \5,000
映画・エンタメで得するカードの比較表(Tカードプラス・シネマイレージカード・ぴあJCB・jollios jcb・Lencoreカード・ディズニー一般・ディズニーゴールド・IKSPIARIカード・ハマカード・JRAカード・宝塚レビューカード)

上図で1番右の"タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP"を他社比較したが、まず年会費が他社カードよりも高いことが気にかかる。これはカードだけでなく宝塚友の会の会費が加算されているためだ。カード自体は1000円で、宝塚が1,500円で合計2,500円だが、宝塚は本来は2,500円となっている年会費が1,500円にネット申込で値引きされている。年会費は少し高めの感もあるが、本来の年会費が割引されていると考えれば、逆にお得だともいえる。

一方で、ポイント還元率は0.5%と平均的な数字で魅力に乏しいが、前述した宝塚関連の割引優待では他社カードと比較しても悪くはない。年間利用額のシミュレーションでも、年会費の元を取るのは難しくはないと分かる。

結論としては、宝塚ファンには間違いなく薦められるカードといえそうだ。クレジット機能なしのカードを選択する手もあるが、PiTaPaや阪急阪神のポイント・特典を考えれば、関西圏に在住しているなら持っておいて損はない。一点、年会費が気がかりだが、宝塚以外で利用して年間50万円(月4万円)とハードルは低くない。さらに、キャトルフォーユでの5%割引ならグッズを年間5万円分、宝塚ホテルの20%割引を年1回でも利用できるなら1泊すれば年会費は相殺できる。そのあたりも加味すれば、そう年会費も気にすることなく保有してもいいはずだ。