ヤマダLABI ゴールドカード(UC)/ 家電量販店の割引優待・ポイント獲得の比較

ヤマダLABI ゴールドカード(UC)
オススメ度:
1
名称:
ヤマダLABI ゴールドカード(UC)
年会費:
10.500円
優待店:
ヤマダ電機・LABI各店
通常ポイント:
100円 → 0.5円割引(0.5%)
優待ポイント:
100円 → 11.5円割引(11.5%)
ボーナス:
-

ヤマダLABI ゴールドカード(UC)は保証が目当てにしてもイマイチか!

ヤマダLABI ゴールドカード(UC)は、ヤマダ電機が発行するクレジット一体型のカードの中では、ランクが最上位のカードだ。ヤマダ電機での買い物にポイント優遇がある他、各種保険・保証が付帯している。以下では、家電量販店で割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードのメリット/注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・ヤマダ電機での買い物は、現金支払いを超える11.5%分のポイントが付く
  • ・購入した商品の長期保証/ 海外旅行保険が付帯
  • ・UCゴールドカードの特別優待プラン

逆に利用するにあたってデメリット/注意点は下記3点がある。

  • ・年会費が家電量販店系カードの中では最高額
  • ・長期保証があるとはいえ、メーカー保証期間を超えるとパーツ交換は有料
  • ・他社比較したシミュレーションでは、年会費が響きポイント効率がワーストで悪い(後述)
ヤマダLABI Ucゴールドカードのポイントサービス・特典

まずポイントだが、ヤマダ電機では購入代金の11%分(11%割引)が付く。他のヤマダカードよりも1%高く、別途で永久不滅ポイントも貯まるため他のヤマダカードよりもお得だ。ただし、各家電によってポイント率は異なるため注意したい。また、ヤマダ以外での買い物は、永久不滅ポイントが1,000円で1ポイント(5円分)が貯まるが、コスモ石油やアートなどはボーナスがある。

また、このカードの特典の目玉の1つが、大型家電の長期保証「LABI安心」がある。これは他店で購入したテレビ・冷蔵庫・エアコン等でも修理料金・出張料金が無料で修理を受けられるサービスだ。他店で購入した商品まで修理するという懐の深いサービスではある。だが、ヤマダのサービス規約7条にある通り、故障が部品交換にまで至り、メーカー保障期間(大抵は1年)を過ぎていると、部品交換代金が発生するため注意したい。その他、UCゴールドカードの特典として、海外/国内旅行保険が自動付帯され、購入した商品が破損した場合に補償する「ショッピング保険」や、空港ラウンジの利用、各種ホテルの割引などもある。

次に、他社カードと年会費・ポイントの割引換算に加え、年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、左記から年会費を差し引いた割引額を比較した。各家電量販店での買い物はポイント優待かボーナスが存在するため、その点も加味した。年会費も考慮したポイントによるキャッシュバック額は下記の式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に家電量販店の買い物を考慮= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)

名称 ヤマダ
ANA
セゾン
ヤマダ
UC
ヤマダ
UC
ゴールド
ビック
Suica
ビック
international
ビック
JMB
WAON
ゴールド
ポイント
プラス
ゴールド
ポイント
Premium
エディオン ケーズ
あんしん
パス
デザイン ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード・セゾンアメリカンエキスプレスカード ヤマダLABIカード ヤマダLABIゴールドカード ビックカメラSuicaカード ビックカード インターナショナル ビックカメラ JMB WAONカード ゴールドポイントカード・プラス(ヨドバシカメラ) ゴールドポイントカード・プラス プレミアム(ヨドバシカメラ) エディオンカード ケーズデンキ あんしんパスポート
年会費 無料 無料 \10,500 無料 無料 無料 無料 \3,900 \1,029 無料
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 1% 1% - 1% 1% 1% -
家電店
ポイント
還元率
10.5% 10% 11.5% 10% 9% 10% 11% 11% 5% 5%
電子マネー Edy - - Suica - WAON Edy Edy Suica -
50万
通常店のみ
\2,500 \2,500 -\8,000 \5,000 \5,000 - \5,000 \1,100 \3,971 -
10万
家電店のみ
\10,500 \10,000 \1,000 \10,000 \9,000 \10,000 \11,000 \7,100 \3,971 \5,000
1年50万
+家電店
10万
\13,000 \12,500 \3,500 \15,000 \14,000 \10,000 \16,000 \12,100 \8,971 \5,000
1年100万
+家電店
20万
\26,000 \25,000 \17,500 \30,000 \28,000 \20,000 \32,000 \28,100 \18,971 \10,000
家電量販店でポイントが貯まりやすいカードの比較表(ヤマダLABI ANAマイレージカード・ヤマダUC・ヤマダUCゴールド・ビックSuica・ビックinternational・ビックJMB WAON・ゴールドポイントプレミアム・エディオン・ケーズあんしんパス)

上図の通り「ヤマダLABI ゴールドカード(UC)」を他カードと比較すると、家電量販店での買い物ではポイントが最も効率的に獲得はできる。ただし、1万円を超える年会費があるため、ヤマダ電機で年間10万円以上の買い物によって、ようやく年会費の元がとれるか否かというレベルだ。ヤマダ以外での買い物はポイント還元率が一気に落ちるため、年会費を回収するには相当の額が必要だ。それ以外の家電量販店カードと比較しても、このカードほど年会費が高額なカードが存在しておらず、サービスは度外視して、数字だけで比較するとワーストのカードということになる。

結論としては、ポイントではなく、家電の無料保証・修理が目当てなら一応はオススメできる。それでも、実際に1年で修理が必要になるのは稀で、いざ修理となればパーツ交換となり修理代金を請求される可能性が高く、強くオススメはできない。他社の方が3~10年と補償期間が長いのも気になる。補償だけならヨドバシやエディオンの方が長く充実している。

また、ヤマダ電機ユーザーで純粋にポイントだけに集中するなら、「ヤマダLABI ANAセゾン」の方がお得なためオススメだ。Edy利用でもヤマダポイントを貯められるのも大きい。一方で、どの家電量販店をメインに利用するか悩んでいる人はヨドバシカメラを検討して欲しい。「ゴールドポイントカードプラス」はポイント率はトップでEdyにも対応している。もしくは関東圏でSuicaを利用している人であれば、若干数字は劣るがビックカメラSuicaも悪くない。他社との差はSuica利用で簡単に埋められるからだ。