リウボウカード/ 百貨店・ファッションビルの割引優待・ポイント獲得の比較

リウボウカード
オススメ度:
1
名称:
リウボウカード
年会費:
無料
優待店:
リウボウ各店
ポイント付与:
1,000円 → 1.0ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

リウボウカードは第四土日限定で活躍するカード?

リウボウカードは沖縄で展開しているデパートのリウボウが発行している。発行ブランドはVISA/JCB/マスターカードから選択できるが、どれを選択しても特典面で大きな差異は存在しない。各々の加盟店でポイントが貯まる他、リウボウでは毎月第三土日にポイント2倍や割引といった特典が付帯している。以下、百貨店とファッションビルで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記2点が挙げられる。

  • ・リウボウでの毎月第三土日の買い物はポイント2倍
  • ・リウボウでの毎月第四土日の買い物は5%割引
  • ・年数回の会員限定の割引セール

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・リウボウではポイント以外の特典なし
  • ・ポイントも割引も他社の百貨店系カードと異なり日時が限定的
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント率が低くイマイチ(後述)
リウボウカードのポイントプログラム及び各種特典

まずポイントについてだが、1,000円の支払いで永久不滅ポイントが1ポイント(5円)が貯まり、ポイント還元率は0.5%となる。それがリウボウでの買い物は毎月第三土日はポイント2倍(還元率は1.0%)となる。また、第四土日はポイント倍増は無いが5%割引になり、それとは別に会員限定の割引セールも年数回ではあるが催されている。

貯めたポイントは200ポイントで1,000円分のリウボウの商品券に交換できるが、あくまで永久不滅ポイントであるため、各種賞品や他社ポイントへの移行も可能だ。その一方で、ポイント以外にリウボウ関連の特典は存在せず、セゾンの特典が付帯するのみだ。その中では西友・リヴィンでの5%割引、ポイントモール経由での買い物はポイント倍増等は利用価値がありそうだ。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。 さらに年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、そこから年会費を差し引いた金額を比較した。ポイント優待店(東急なら東急百貨店、小田急であれば小田急百貨店など)での買い物は、一定の決済額毎にボーナスポイントが存在するため、その点も加味してキャッシュバック額を計算した。
・ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
・上記にポイント優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)

名称 小田急
ポイント
カード
タカシマヤ
セゾン
タカシマヤ
カード
タカシマヤ
カード
ゴールド
MI
カード
MI
カード
ゴールド
DAIMARU
松坂屋
カード
DAIMARU
松坂屋
ゴールド
リウボウ
カード
ヤマカタヤ
カード
画像 Opクレジットカード/小田急ポイントカード(ノーマル・ゴールド) タカシマヤ セゾンカード タカシマヤ カード タカシマヤ カード ゴールド MIカード(三越 M CARD・MICARD・伊勢丹アイカード) MIカード ゴールド(三越 M CARD・MICARD・伊勢丹アイカード) DAIMARUカード・マツザカヤカード DAIMARUカード・マツザカヤカード ゴールド リウボウカードセゾン ヤマカタヤカード
年会費 \0 \0 \2,100 \10,500 \2,100 \10,500 \1,050 \7,350 \0 \0
入会
ボーナス
500P - 抽選 抽選 - - 1,000P 1,000P - -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 1.0% 0.5% 1.0% 0.5% 1.0% 0.5% 1.0% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.0%
※5.0%
※7.0%
2.0%
※5.0%
8.0% 8.0% 5.0% 5.0% 5.0% 5.0% 1.0%
※5.0%
1.5%
P優待店
20万
ボーナス
- \3.0 - - \7.0 \7.0 20% 20% - -
電子マネー PASMO - - - - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \5,000 \400 -\5,500 \400 -\5,500 \1,450 -\2,350 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\3,500
※\7,500
\7,000 \6,300 \2,500 \5,400 -\500 \6,450 \2,650 \3,500 \4,000
1年100万
P優待店
20万
\7,000
※\19,000
\10,000 \18,900 \15,500 \16,900 \13,500 \14,950 \13,650 \7,000 \8,000
百貨店・ファッションビルで割引優待かポイントが獲得できるカードの比較表(小田急・タカシマヤ・MIカード・大丸松坂屋・リウボウ・ヤマカタヤ)

上図で右から2番目の「リウボウカード」を他社カードと比較したが、無条件で年会費無料という点では他社よりお得ではある。だが、基本となるポイント還元率は他社と同等、さらにリウボウでの買い物で適用されるポイント還元率は1.0%と他社よりも圧倒的に低く、前述したようにポイントが2倍になるのは毎月2日のみという点も他社よりも劣る。

5%割引は他社と同等の数字ではあるのだが、それも毎月2日のみで、ヤマカタヤカード以外の他社カードは日時を限定していないため、このリウボウカードの使い勝手の悪さが目立ってしまう。ただ、年会費が無料ということもあり、年間利用額で計算したシミュレーションは悪くはないが、ポイント以外に取り立てて他社より秀でた特典も無い中では、この数字は厳しい。。。

結論としては、毎月第四土日にリウボウで買い物できる人以外は、イマイチと言わざるを得ない。リウボウで5%割引を受ける専用カードともいえる。それ以外で適用されるポイント率が1.5%では、一般的にポイント高還元率と呼ばれるカード(JACCSリーダーズカードや漢方スタイルカード等)よりもポイント率が低く、利用するのはお得ではない。年会費も無料のためワンポイントのみの利用で万が一のために保有しておくカードといっていいだろう。