Diaゴールドカード(三菱自動車)/ カーライフの中で割引節約・ポイント獲得でのお得度の比較

Diaゴールドカード(三菱自動車)
オススメ度:
2
名称:
Diaゴールドカード(三菱自動車)
年会費:
10,500円
ETC年会費:
無料
ポイント率:
1.5%
ETC/給油特典:
ENEOSではポイント2倍
入会ボーナス:
-

Diaゴールドカードはポイント還元率が高く年会費の相殺も難しくない!

Diaゴールドカード(三菱自動車)は、三菱自動車の販売店でポイントが貯まり、VISA/マスターカードの加盟店での買い物でもポイントが貯まる。貯めたポイントに応じて三菱自動車の共通利用券が届けられる。ここまではノーマルカードと同等だが、このカードには空港ラウンジの利用・旅行保険の付帯といったDCのゴールドカードのサービスが付帯している。

Diaゴールドカードのポイントプログラム・愛車診断など

まず付帯するゴールドサービスだが、海外旅行傷害保険が自動付帯され、国内旅行傷害保険は利用付帯となる。残念ながらスーツケース破損時などに使える携行品被害保険は付帯していない。空港ラウンジは提携されている国内外のラウンジが無料で利用できるが、頻繁に出張などで海外に行く人は別にして空港ラウンジの利用にどこまでの利用価値を見出せるか。。。それ以外には無料のロードサービスが付帯されているが、トラブル時には電話応対・JAFへの取次ぎのみで、各種費用の補償などはない。年2回の無料点検が付帯しているが、こちらも車検以外に点検をしたい人以外には無駄なサービスともいえる。

ポイントプログラムだが、基本は1,000円で15ポイント(還元率で1.5%)で三菱自動車の販売店などで新車購入・パーツ購入等をすると30ポイント(還元率で3%)が貯まる。ただ、新車及び中古車の購入時にカード払いが可能か否かはディーラーに拠るが。貯めたポイントは5,100ポイントで5,000円分の商品券となる。地味に100ポイントが郵送費?で減額されている。他社との比較は後述するが、それでも優秀な数字には違いない。商品券も有効期限は設けられていないのもメリットといえるだろう。

次に、下図でカーライフ全般でお得といわれるクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(自動車関連)での特別還元率・ガソリンの割引率などを比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それが特定の優待店であった場合、さらに年間50万円に加えて月1万円(年間12万円)分の給油をした場合にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。ガソリン価格はリッターあたり150円を想定した。

名称 トヨタ
VIEW
レギュラー
トヨタ
VIEW
ゴールド
日産
カード
日産
NISMO
ホンダC
カード
ホンダC
ゴールド
マツダ
m'z
PLUS
マツダ
m'z
ゴールド
三菱
Dia
三菱
Dia
ゴールド
デザイン TOYOTA TS CUBIC  VIEW CARDレギュラー TOYOTA TS CUBIC VIEW CARDゴールド 日産カード(NISMOカード) NISMOカード ホンダCカード ホンダCゴールドカード マツダm'z PLUSカード マツダm'z PLUSゴールドカード Diaカード(三菱自動車) Diaゴールドカード(三菱自動車)
年会費 1,837円 10,500円 1,312円 4,462円 1,575円 10,500円 0円 10,500円 1,312円 10,500円
ポイント
還元率
1.0% 1.0% 0.75% 0.75% 1.0% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 1.5%
特別
還元率
1.5% 1.5% 1.5% 1.5% 2.0% 2.0% 2.0% 2.0% 3.0% 3.0%
ガソリン
割引
- \2/L
1.5%
1.0% 1.0% - - 1.0%
上乗せ
1.0%
上乗せ
1.5%
上乗せ
1.5%
上乗せ
利用額
ボーナス
- - - - - - - - - -
ロード
サービス
787円
電子
マネー
Suica Suica - - Edy Edy - - - -
保険 - 旅行 - - - 旅行 - 旅行 - 旅行
1年50万 \3,163 -\5,500 \2,438 -\712 \3,425 -\5,500 \5,000 -\5,500 \6,188 -\3,000
1年50万
特別
\5,663 -\3,000 \6,188 \3,038 \8,425 -\500 \10,000 -\500 \13,688 \4,500
1年50万
ガソリン
\3,163 -\3,300 \3,638 \488 \3,425 -\5,500 \6,200 -\3,100 \9,788 \600
カーライフの中で割引節約・ポイント獲得できるカードの比較表(トヨタカード・日産カード・ホンダCカード・マツダカード・三菱カード)

上図で右から2番目の"Diaゴールドカード"を他社と比較すると、ゴールドカードだけあって年会費は1万円を超えて高額だ。それに反してノーマルカードとポイント率では差はなく、保険でしか差が見受けられない状態だ。ただ、基本のポイント還元率が高いため、ゴールドカードにしては貴重な年会費の元が取れるカードでもある。特に特別還元率(このカードの場合には三菱自動車の販売店での買い物でのポイント率)で50万円の買い物をすれば、年会費を補って余りある得をすることが可能だ。ただ、既述の通り商品券は三菱自動車の販売店でしか利用できない点は忘れずにおきたい。

結論としては、ゴールドカードの特典を駆使できそうなら悪くない。また、そのサービス内容は他社ゴールドカードと大きく差異はないものの、年会費を補えるほどのポイント還元率で実質的に得するのも見逃せないポイントだ。自動車メーカー系のゴールドカードでは最優秀ともいえる。

その一方で、付帯するサービスに魅力を感じなければノーマルカードを選んだ方が明らかに得であるし、そもそも三菱自動車の共通利用券を獲得してもイマイチ使い道が見出せないのであれば(最悪は換金ショップに持ち込むという手もあるが)、他ジャンルのカードを検討することを薦めたい。