武蔵野銀行 むさしのカードローン シグナス/ カードローン金利・返済額・限度額を比較

武蔵野銀行 むさしのカードローン シグナス
オススメ度:
4
名称:
武蔵野銀行 「むさしのカードローン シグナス」
利用開始:
数日~数週間
金利:
5.0% ~ 14.8%
限度額:
500万円
無利息期間:
-
利用可能ATM:
武蔵野銀行・ゆうちょ・イーネット・ローソン・セブン等

むさしのカードローン シグナスは埼玉在住or勤務なら最低金利でオススメ!

武蔵野銀行「むさしのカードローン シグナス」は、インターネット・郵送・電話等で申し込みは可能だが、それだけでは仮審査までで、その後、武蔵野銀行の店舗(東京支店除く)に赴いて必要書類を提出して本審査を受けねばならず、他社よりも手間を要する。さらに、自宅か勤務先が武蔵野銀行の営業区域内にあることが必須条件で、実質、埼玉県民以外は申し込めない。以下では、メガバンクとネットバンクと埼玉県内にある銀行で、カードローンを借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)・遅延損害金などで比較した。

まず、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点となる。
・申し込み手続きが手間を要し東京支店で取り扱いなし /給与振込みで金利0.3%引き
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中で低額な部類
・他社カードローンと比較すると、200万・300万までの借り入れなら最低金利(後述)

武蔵野銀行カードローン むさしのカードローンシグナスの金額毎の金利及び約定返済金額

まず、重ねてになるが、ネットから申し込んでも直接店舗に行って本審査を受ける必要がある点に注意したい。本審査では仮審査結果の通知に記載の必要書類と普通預金の届け印も必要となり、なかなか厄介だ。さらに東京支店は受付はしておらず、埼玉県内の店舗に行く必要がある。審査自体の手間はかかるのだが、他社とは異なり、年収に対しての借り入れ額の目安は公表されているため、審査を受けなくとも、ある程度の目安は立てられる。ただ、同じ埼玉県でシェアを削りあう埼玉りそな銀行は来店が不要という点は覚えておきたい。

次に、毎月の最低返済額(約定返済額)だが、借り入れ額が50万円以下の場合の1万円をスタートして、100万円で2万円で、それ以降は借り入れ額を100万円増額する度に1万増額する。これは他社よりも若干だが低額になる。

金利は借り入れ額が100万までは10.0%に固定で、それ以降は50万増額する度に金利が1%程度は低下する。さらに、武蔵野銀行が給与振込み口座だった場合、左図の金利から0.3%引きされる。以下で他社と比較するが、かなりの低金利で優秀といえる。

次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。

名称 三井住友
銀行
三菱東京
UFJ
みずほ
銀行
住信SBI
ミスター
ローン
オリックス
銀行
楽天
銀行
イオン
銀行
BIG
新生
レイク
埼玉
りそな
プレミアム
武蔵野
銀行
シグナス
画像 三井住友銀行カードローン 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) みずほ銀行カードローン 住信SBIネット銀行 ミスターカードローン オリックス銀行カードローン 楽天銀行スーパーローン イオン銀行カードローンBIG 新生銀行カードローン レイク りそなプレミアムローン(埼玉りそな銀行) 武蔵野銀行カードローン むさしのカードローンシグナス
発行 即日 即日 即日 数日 2日後 翌日 数日後 即日 即日 数日
限度額 800万 500万 1,000万 1,000万 800万 500万 800万 300万 800万 500万
最低
金利
4.0% 4.6% 4.0% 1.9%
(8.4%)
3.0% 4.9% 3.8% 9.0% 3.5% 5.0%
最高
金利
14.5% 14.6% 14.0% 7.9%
(14.2%)
17.8% 14.5% 13.8% 18.0% 12.4% 14.8%
無利息
期間
- - - - - - - 1ヶ月 - -
~50万
金利
返済額
14.5%
\10,000
14.6%
\10,000
14.0%
\10,000
7.4%
\8,000
17.8%
\10,000
14.5%
\10,000
13.8%
\10,000
18.0%
\25,000
12.4%
\10,000
9.7%
\10,000
~100万
金利
返済額
12.0%
\15,000
12.6%
\20,000
14.0%
\10,000
7.4%
\15,000
12.0%
\20,000
14.5%
\15,000
8.8%
\15,000
15.0%
\25,000
10.1%
\20,000
9.7%
\20,000
~200万
金利
返済額
10.0%
\25,000
9.6%
\40,000
12.0%
\20,000
6.4%
\25,000
9.0%
\35,000
9.6%
\30,000
8.8%
\25,000
12.0%
\42,000
8.1%
\30,000
7.7%
\30,000
~300万
金利
返済額
8.0%
\35,000
7.1%
\60,000
7.0%※
\30,000
4.7%
\25,000
6.0%
\45,000
6.9%
\40,000
7.8%
\35,000
9.0%
\50,000
6.1%
\40,000
5.7%
\40,000
遅延
損害
19.9% 19.9% 20.0% +2.1% 19.9% 19.8% 20.0% 14.0%
カードローンの発行・金利・返済額・限度額の比較表(三井住友銀行・みずほ銀行・住信SBI銀行・オリックス銀行・楽天銀行・イオン銀行・新生レイク・埼玉りそな銀行・武蔵野銀行

上図の通り、武蔵野銀行の「むさしのカードローン シグナス」を他社と比較すると、限度額こそ他社と同額程度だが、金利は他社よりも低金利と分かる。特に、借り入れ額が200万まで・300万までの場合には銀行系カードローンでは最低金利といっていい。申し込み~仮審査~結果通知~本審査~結果通知~利用開始と手間がかかる分は、お得な金利で報われるということか。

ただし、上図の金利は給与振込み設定時のため注意したい。仮に給与振込みに設定しないと、プラス0.3%の金利になる。それでも最低金利には間違いないが、埼玉りそなとの金利差は0.1%になり、わざわざ武蔵野を選ぶメリットが薄れてしまう。毎月の最低支払い額(約定返済額)も三井住友に告いで低額で、余裕の無い月でも安心できそうだ。

結論としては、埼玉県民(埼玉勤務)の人で、利用開始まで多少日数を要しても問題がない人は、ほぼ金利が銀行カードローンの中では最低金利のためオススメだ。ただし、武蔵野銀行カードローンは仮審査の後に直接店舗に赴く手間などもあり、急場で資金が必要になった場合には苦しい。そういった場合には、埼玉りそなを選ぶ手はある。また、口座への給与振込みが無ければ金利差は0.1%しか存在しないため、埼玉りそなを選んでも大きな損はない。仮に500万の借り入れだとしても年間5,000円の差しかない。また、50万円・100万までであれば、武蔵野銀行よりもイオン銀行の方が金利が低い点は覚えておいても良いだろう。